まるくのへや

まるくがいるへやです。たまになにか書くみたいなのでちょっと覗いてみましょう。

プロセカやセカイの音楽祭のこと その①

どうも、まるくです。
現在、セカイの音楽祭のエンコードをしている最中です。
おそらくこれを書いているうちにエンコードが終わり、投稿準備を終え、公開されると思います。みなさんが読むのはそれらが終わってからになると思いますが、書いているときの僕はドキドキワクワクしています。楽しんでいただけたらいいなぁ。

 さて、今回セカイの音楽祭というニコニコメドレーを投稿させていただきましたので、せっかくなのでプロセカの思い出話やメドレーの解説的なお話をしたいと思います。
最初の方はプロセカやメドレーのネタバレをしないようにして、途中からはネタバレ注意な感じ書こうかなと思っていますのでよろしくお願いします。

 僕がプロセカのことを最初に知ったのはTwitterのおすすめアカウントに出てきた時でした。同時にミクたぷのアカウントも知ったので、おそらく2020年1月かそれくらいだと思います(結局ミクたぷはやっていないんですが)。プロセカのアカウントを知った僕はすぐに姉にプロセカのアカウントの存在を知らせたのですが、もう知っているとのことだったので勝てないなと思いましたね。
それから月日が経ってプロセカの存在を忘れかけていたころ、藤田咲さんのブログを確認したら生放送に出演するとのこと。その生放送がプロセカの情報発表の生放送でした。まだプロセカ公式アカウントが無く、セガミクチャンネルで放送してた頃ですね。ちなみにリリースしてから全然咲さんがプロセカの放送に呼ばれなくなったので少し寂しく感じてます。
 この調子でリリースされてから今までの話を振り返るととてつもなく長くなりそうなのでちょっと書くことを吟味しながら書きますね。(最初からそうすべき)
 プロセカが始まるまでは正直ミクさんや他のボカロ達以外のキャラはいらないと思っていたのですが、さすがチョロさに定評のある僕。ゲームを始めてストーリーを読んでいると瞬く間にキャラクター達を好きになっていきましたね。いまでは各グループに好きなキャラがいます。ストーリーに触れない程度に言うとビビバスはこはね、モモジャンは雫が好きです。二人を好きになったきっかけは歌声でした。こはねはビビバスの曲を聴いているうちにだんだん好きになっていく感じでした。ちょっとウィスパーで優しい声なのに綺麗な歌もかっこいい歌も可愛い歌も非常に様になっていて、単純にかっこいいと感じます。僕の中ではビビバスの中で一番かっこいいです。それで見た目が可愛いのがいいですよね。
雫の歌を好きになったのはメルティランドナイトメアがきっかけでした。「ここはひとりもふたりも無い場所」のところの歌声がめちゃくちゃ好きになって、それからミルククラウン・オン・ソーネチカやどりーみんチュチュなど、個人的に雫に似合いそうと思う曲が実装されることになるたびに喜んで舞っています。
他のグループの子は今以上にただのオタクになってしまうので多くは話しませんが、レオニは穂波、ワンダショはえむ、ニ―ゴはもちろんえななんが好きです。

 

 さて、ここからはメドレーの話をしつつ随所随所で思い出話をしていきたいと思います。当然ネタバレが多く含まれることになると思うのでネタバレなんで気にしないぜ。という方はこのままお読みください。

 

 プロセカメドレーを作りたいというのはかなり前から思っていました。しかし、普通にプロセカの収録曲をメドレーにしただけではボカロメドレーと大差がなくなってしまう。そう、これがプロセカメドレーを作るうえで最も悩んだ部分であり、遅れる理由になったひとつでした。数か月間いろいろ考えた結果、各グループの色を強く出すことでプロセカらしさを出そうと思いました。
各グループにそれぞれのパートを作って、ワンダショは管楽器を多く使えばミュージカルっぽさが出るんじゃないかとか、ビビバスはEDMっぽい感じにしようかとかそんな感じです。
 また映像も元動画を使うとプロセカらしさが薄れると思い、採用するのは基本的に3DMVか2DMVがあるものしようとおもいました。カオスゾーンにはMVが付いていない曲を多く入れましたが、画像は全てゲーム内のジャケット絵を使用しています。
そして今回は各グループにそれぞれを意識したフレーム作りました。それぞれの工夫した点などは後に話しますが、フレームを作った目的は主に二つです。
ひとつはグループの色を強調することです。フレームを変えることでグループが変わったことをわかりやすくしました。
もう一つは、今回3DMVはYouTubeの公式アカウントからすべて持ってきたのですが、左下に曲名と作者名が書かれているのでそれを隠すことです。「自分のゲーム画面をキャプチャすればいいじゃないか!!」と思う方もいると思いますが、公式が上げている映像では衣装が変わっていることが多いです。当然ガチャで引き当てないと手に入らない衣装も多く、さらにグループ全員に色別の衣装を作るとなると1曲分でもめちゃくちゃお金がかかってしまいます。さすがに全グループとほぼ全曲分つくるほどのお金はありません。許してください。

 さて、ここからは各グループのパートの選曲理由やその他のことをお話ししたいと思います。
 最初はワンダショから始まります。フレームは遊園地をイメージして作りました。理由は当然、ワンダショがフェニックスワンダーランドというテーマパークでショーをやっているからです。
そして1曲目はピノキオピーさんによる「セカイはまだ始まってすらいない」ですね。「イッツショータイム」の歌詞から始まるのでメドレーの始まりとして良いと思いました。
そしてもう一つ理由があります。これはワンダショに限らず全グループそうなのですが、各パートの1曲目は想いから生まれた曲を採用しています。プロセカでは「Untitle」という音楽ファイルを再生することでセカイに移動することができるのですが、想いを見つけた後はそれぞれの想いから生まれた曲の名前に変わります。そして、今回のメドレーは各セカイをどんどん移動するような感じにしたいと思っていたので、想いから生まれた曲から始めることでセカイを移ったようにしたいと思いました。セカイに移動したときの三角形が舞うエフェクトも作って使おうかと思ったのですがやりたい演出がいろいろあったので今回はやめました。
 2曲目は「お気に召すまま」です。この曲の3DMVはワンダショのメインストーリーの流れをダンスで表現していると当時Twitter上で話題になっていたので入れたいと思っていました。最後の指が光るところも入れられたので満足です。
 3曲目はJunkyさんのスイートマジックです。さいしょワンダショが歌うと聞いた時は「男が一緒にこの曲を歌うの...?」と思いましたが、聴いてみるとめちゃくちゃ良くてすぐ手のひらを返しましたね。
 4曲目はpotatoですね。僕の記憶が確かならば、プロセカの書き下ろし曲のなかで一番最初に公開された曲だったと思います。リリースの半年前に3つ目のイベント書き下ろし曲が投稿されているというのも不思議ですね。
 5, 6曲目はOSTERさんです。やっぱミュージカル×ボカロといえばOSTERさんですよね。僕も姉もワンダショに書き下ろしてくれそうな人を考えたときに最初に思い浮かんだのがOSTERさんでした。というか他にミュージカル曲を作った人を知らない
実際にOSTERさんが発表された時は姉と「待ってた」ってラインを送り合ったりしてました。
 そしてワンダショ最後の曲はキノシタさんによる「Glory Steady Go」です。
この曲は今までのワンダショの書き下ろし曲を若干掠めるような歌詞が含まれていたり、「DIVA」「MIRAI」「セカイ」という今までのミクのゲームを思いだたせる歌詞が入っていたりと、ファンがどうしたら喜ぶのかを完璧にわかっている曲だなと個人的に思います。音楽も合いの手が多く入って楽しい賑やかなワンダショらしい曲になっていたので、ワンダショパートの最後の曲にしたいと思っていました。ついでにキノシタさんも姉とワンダショに書き下ろしてほしい人の話のときに上がっていたので、発表された時にまら「待ってた」って送り合ってました。(しょっちゅうこんな話をしている)
ちなみに他に上がっていた名前はサイゼPやふわりP、うたたPなどです。
 ちょっと先に最後に飛んでsasakure.UKさんによる「トンデモワンダーズ」のお話しをしたいと思います。この曲はワンダショのストーリーでテーマパークのピンチをなんとか乗り切ったと同時に、えむが苦手だった夕暮れを克服したイベントの楽曲です。このプロセカ一年間のなかでもっとも感動し印象に残ったイベントの曲なのでワンダショだけでなくメドレー全体でも大事な場所に置きたいと思いカオス明けの最初の曲となりました。
ワンダショの3DMVは本当に小物が多く賑やかで見ていて楽しいですね。

 さてつぎはモモジャンです。フレームのイメージはオタクと花です。モモジャンはアイドルがテーマなのでアイドルのライブに来ているオタクの持っていそうなものを下側に配置しました。ちゃんと曲によってサイリウムの色が変わったりします。
花があるのは、モモジャンはみんな名前に花や草木に関わる感じが含まれているからです。ちなみに花の色は左からミク、みのり、遥、愛莉、雫のイメージです。
 1曲目はMitchie Mさんによる「アイドル親衛隊」ですね。Mitchie Mさんは以前DIVAで「キュート.メドレー ~アイドル サウンズ~」っていうただのMitchie Mメドレーを制作していらっしゃったので、この方がアイドルのテーマ曲を作ると聞いた時はとてもしっくりきました。セカイバージョンとボカロバージョンで合いの手がちゃんと変わっているのが良いですよね。
 2曲目はJunkyさんによる「アイノマテリアル」です。じつはJunkyさんも姉と話していた時に上がった名前の1つでした。この時も「待ってた」って言ってましたね。Junkyさんはメランコリックとか可愛い曲を作られるのでモモジャンしかないと思ってました。(さきにワンダショがスイートマジックを歌ってますが)
 ここから「ニア」、「恋愛裁判」、「メルティランドナイトメア」とカバーが続きます。モモジャンはかなりカバー曲の雰囲気の幅が広いよう感じるのでどんな曲が来るのかあまり予想できず面白いですよね。ただやはりアイドルと言えば恋愛ソングのイメージがあるので恋愛裁判が発表された時は「キタ!!!!」って言いながらガッツポーズしてたような気がします。
恋愛裁判はイラストが元PVのたまさんなのも良いですよね。
 そして次は「アイスドロップ」です。これはモモジャンに男(レン)が来た時の曲で、正直まだ僕が受け入れられていないので入れるか悩んだのですが、区政の都合上入れたほうが流れが綺麗になるので入れることになりました。
モモジャンは特に女の花園感が強いので、いつ男がいることに慣れるのやら...
 そして最後は「Color of Drops」です。正直にいうとカノン進行だからラストになりました。というのもモモジャンはいまのところ一番ストーリーに山と谷が無く、イベント毎に完結するのでストーリーを踏まえた構成があまり組めませんでした。ですが一応、この曲は雫がそれまでの自分のアイドル像から脱却する話で、モモジャンの中でも重要な話なので最後で大丈夫だと思いました。
 そしてまた先にラストのナユタンさんによる「モア!ジャンプ!モア!」のお話をしたいと思います。ここはDIVELAさんによる「天使のクローバー」とどっちにするかとても悩みました。ストーリーの中でも両方とも大事な話をしていましたし、両曲ともモモジャンらしさがある曲なのでかなり悩んでいました。悩んだ末、合いの手がある方がアイドルらしさがあるかなと思いモア!ジャンプ!モア!になりました。天使のクローバーの「全身全霊!MORE MORE JUMP!!」も入れたかったですね。BPMの関係上最初のモモジャンパートには入れられなかったので今回は入らないことになってしまいました。

 この時点でもう5000字近く書いているので一旦ここで終わって、続きは次の記事にしたいとおもいます。
ではまた次の記事で。(・.・)ノシ